莱さんの小さい頃の話7

朝起きてご飯を食べていつもの場所へ

それがもう日課になってたけど毎日ワクワクドキドキしてた

木の下には澪くんと琉華くんと…誰だろう大人のひとがいる遠くからじゃよく見えないや

とにかく行こう

「あっ莱姉だー!!!おはよー!!」

私に最初に気づいたのは琉華くん、元気よく手を振ってる

そのあと澪くん

「おはよう莱ちゃん!!」

おはようって二人に言った

澪くんの後ろにいる女の人と男の人はにこにこしてる…二人とも顔がとても整ってる、すごい!!綺麗だな

「莱ちゃん、はじめまして澪と琉華の母の楠よ」

「おれは父の星!よろしくな莱ちゃん!!」

お、おとうさんとおかあさん?!

た、確かにものすごいにてる似すぎてる

澪くんはおかあさん似だ髪型そのまんまだもん、分け目も…でも髪の色はおとうさんと同じ綺麗な黒髪

琉華くんはおとうさん似かなお父さんの方はみつあみないけど、ハネ毛とかそのまんま…あと黒髪も

「楠さんと星さん!は、はじめまして!!莱です!!」

澪くんの両親ということもあってかものすごーく緊張する

「あらぁそんな堅くならなくていいわよ」

「そうだぜ!!澪達と話すときみたいにゆるーく、な!!」

二人ともとっても優しい人だな

そう言えば楠さんが抱っこしてる女の子って一体…と思ってその子の方を見ると目があった

その子は私を見てにぱって笑った

なるほどこの子も澪くんの兄弟

「あっそうそう莱ちゃんおかあさんが抱っこしてるのは僕と琉華の妹、琉兎だよ!!」

って澪くんが教えてくれた

「髪の色は私と同じなのよぉ可愛いでしょう!!」

「はい!!すっごい可愛いです!!!」

って楠さんとはしゃいでたら

「髪型と眼の色は俺と同じなんだぜー??かわいいだろー!!!!」

「そうですねぇ!!!」

確かに琉兎ちゃんは髪型と眼の色はおとうさんと同じで髪の色はおかあさんと同じだった

というか澪くん琉華くん琉兎ちゃん三人とも星さんと同じ綺麗な朱色の眼だ…

「らいねえ?」

呂律まわってない、可愛い、すごく可愛い

「そうだよ琉兎ちゃん、よろしくね」

「うんー!!」

なんてやっぱりにっこり笑ってた

「琉兎かわいいぞー!!」

楠さんと星さん相変わらず騒いでる「そんな人前で…親バカなんだから」

澪くんがため息ついて呆れてるけどなんか嬉しそうだ、琉華くんもそうだねぇって嬉しそうに笑ってる

「澪と琉華も自慢の子供だぞ!!」

「そうよぉ!!」

「もちろんあなたも素敵よ!」

「楠もな!!」

ものすごくラブラブ…

「澪くんのお父さん達って仲良しなんだね…」

「仲良すぎてこっちは恥ずかしいよ…」

「でも仲良しはいいことー!!」

琉華くんはしゃいでる

「あっ、そうだ莱ちゃんに用があったから来たんだったな」

突然星さんがそう言った

「そうよあなた!」

楠さんも…私にようってなんだろう

「莱ちゃん、いつも澪達と仲良くしてくれてありがとう」

と楠さんが優しく私の頭を撫でながら言った

星さんも

「これからも仲良くしてやってくれよ?」

って、なんだか嬉しくなって

「っもちろんです!!!!」

大きな声でそう答えた

そうしたら二人ともありがとうって私に微笑みながら言ってくれた

「莱姉仲良しふえたね!!」

「そうだね、とっても嬉しいよ!!」

「なあ澪は莱ちゃんと結婚するのか?莱ちゃんなら大歓迎だぞ」

ちょっ、なにいってるんですか星さん!!!

「莱ちゃんには僕より素敵な人がお似合いだよ僕じゃ不釣り合いだ」

「まーた謙遜しやがって!!自信持てよ澪~」

「というか澪くんが私とけっ、けっこ結婚なんてあり得ないですよ!澪くんにはもっと素敵な人がお似合いだから!!」

「あらぁそんなことないわよ莱ちゃん、あなた十分綺麗で可愛いわよぉ」

楠さんあなたの方が比べられないくらい綺麗ですから私綺麗でもかわいくもないですから!!!

とかその日はずっと騒いでた

因みにお昼は楠さんがお弁当を作っていたので皆で食べた

素敵な家族だなぁ

皆幸せそう

それから三日に一回は楠さん達と会うようになった