2013-08-31 8.31 また、今年も 憎たらしい物ばかりで溢れる あの花も、あの空も、森も あの日の自分も 憎たらしくてしょうがない 忘れたくても、忘れることなんてできない 苦しい 辛い 痛い こんな思いはもう二度としたくない 「…父さん、母さん」 「俺は」 俺は いつになったら この苦しみから 「解放されるのですか…。」 当然、答えなんて返ってくるわけもなく 俺はただただ 両親が眠る場所に立ち尽くしていた